01 | しゅうぶん せいらい | 聚蚊 | 小さなものでも、数が多くなれば大きな力になるということ。または、多くの人が同じ悪口を言うと害悪が発生するということのたとえ。 |
( ? )成雷 | |||
02 | おうあ ちょうたつ | 嘔啞 | 洗練されていない、調子の狂った乱雑な音のこと。 また、小さな子どもたちが、やかましく騒ぎ立てている声のこと。 |
( ? )嘲哳 | |||
03 | いっき じっき | 一饋 | 意見を聞くために、熱心に客を迎えること。または、よい人材、賢者を熱心に探し求めること。 「饋」は食事のこと。 一度の食事の間に十回も席をたつことから。 |
( ? )十起 | |||
04 | しょうけい どうおん | 笙磬 | 人がお互いに心を合わせて仲良くすることのたとえ。 「笙磬」は管楽器と打楽器。 「同音」はいろいろな種類の楽器を一斉に演奏して、美しい音を奏でるということ。 |
( ? )同音 | |||
05 | かりょう びんが | 迦陵 | 美しい声のたとえ。 または、美しい声を持っているもののたとえ。 仏教の言葉で、梵語でカラヴィンカという想像上の鳥の名前を音訳したもの。 |
( ? )頻伽 | |||
06 | ようりん けいじゅ | 瓊樹 | 人の品性が清らかで気高く、普通の人よりも優れていることのたとえ。 「瑶」と「瓊」はどちらも宝石のことで、宝石のように美しい林と樹のこと。 |
瑶林( ? ) | |||
07 | かんかん がくがく | 諤諤 | 相手に遠慮することなく、激しく議論を戦わせる様子。 または、遠慮することなく、自分が思っていることをはっきりと言うこと。 |
侃侃( ? ) | |||
08 | こうふう せいげつ | 霽月 | 心に不信や不満がなく、さっぱりと澄み切っていることのたとえ。 「光風」は太陽の光の中を吹き抜ける爽やかな風のこと。 「霽月」は雨上がりの澄んだ空に浮かぶ月のこと。 |
光風( ? ) | |||
09 | すいほ まんさん | 蹣跚 | 酒に酔って足元が定まらずにふらつくこと。 「酔歩」は酒に酔って歩くときの足取り。 「蹣跚」はふらつきながら歩くこと。 |
酔歩( ? ) | |||
10 | ちゅうげん ちくろく | 逐鹿 | 多くの英雄が天子の位を狙って争うこと。または、一つの地位などの目的を狙って競い合うこと。 「中原」は中国の黄河中流域のことで、当時の国の中心ということから天下のたとえ。 「逐鹿」は鹿を追いかけることで、「鹿」は天子の位のたとえでもあり、猟師が鹿を追いかけることを天下を狙って競い合うことにたとえたもの。 |
中原( ? ) |