01 | きんじょう てんか | 錦上 | よい出来事が重なることのたとえ。 美しいものに美しいものを重ねることのたとえ。 美しいあや織物の上に、美しい花を添えるという意味から。 |
( ? )添花 | |||
02 | ざいじ きゅうえん | 在邇 | 人としての正しい道は身近なところに求めるべきなのに、人は遠いところにあるものを求めようとするということ。親や年長者など相応に敬うなど身近なことから始めれば、結局天下はうまく治まるという孟子の言葉。 |
( ? )求遠 | |||
03 | ぞうちょ ぎょくはい | 象箸 | 贅沢な生活を言い表す言葉。 または、贅沢な欲求が生まれ始めること。 象牙の箸と宝石の杯という意味から。 古代中国の殷の名臣の箕子は、主君の紂王が象牙の箸を作ったことを聞き、箸だけでは満足できずに宝石の杯を作り、それに合わせ食事や住居も贅沢になっていき、最後には世界の全てのものを集めても満足しなくなるだろうと恐れたという故事から。 |
( ? )玉杯 | |||
04 | しい そさん | 尸位 | 高い地位をもっているだけの無駄飯食い。 職務を果たしていないのに無駄に高い給料を得ていることのたとえ。 「尸位」は才能も人徳もないのに高い地位についていること。 「素餐」は何もせずに食べるばかりであること。 |
( ? )素餐 | |||
05 | えんべん ちょうじゅう | 婉娩 | 上品で落ち着いていて、人に優しく、人に素直で逆らわずに従うこと。 「婉娩」は上品で素直なこと。 「聴従」は言われたことに素直に従うこと。 |
( ? )聴従 | |||
06 | はいばん ろうぜき | 狼藉 | 酒宴で皿や杯が酷く散らかっている様子のこと。 または、酒宴が終わった後の酷く散らかっている様子のこと。 「杯盤」は杯や皿などの食器のこと。 |
杯盤( ? ) | |||
07 | きょうしん りくりょく | 戮力 | 心と力を合わせて、互いに協力して物事に取り組むこと。 「協」と「戮」はどちらも合わせるという意味で、似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。 |
協心( ? ) | |||
08 | りょうばん こきょ | 虎踞 | 地形が険しく、攻めにくい地域のこと。 または、すぐれた能力のある者が、とある地域を手に入れて、そこで権勢を振るうこと。 または、文章に勢いがあること。 |
竜蟠( ? ) | |||
09 | かと らくしょ | 洛書 | 非常に珍しく、価値のある書物のこと。 「河図」は易経の八卦の元になったとされる図で、中国の伏羲の世に、黄河から現われた竜馬の背中の渦巻いた毛を写したとされている。 |
河図( ? ) | |||
10 | ゆうき りんりん | 凜凜 凛凛 |
失敗や危険を恐れず気力に溢れていて、勇ましい様子。 「凜凜」は勢いが盛んな様子。 |
勇気( ? ) |