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漢字検定1級過去問 平成13年度【第3回】 四字熟語

01 たいきん せきぎょく 堆金 巨万の富を集めること。
「堆」と「積」は積み上げること。
「金」と「玉」は金や宝石などのこと。
金や宝石などの財宝を積み上げるという意味から。
( ? )積玉
02 ちみ もうりょう 魑魅 人に悪いことをする、さまざまな化け物のこと。
または、私欲を満たすために悪事を働く者たちのたとえ。
「魑魅」は山林の精気から生じるとされる化け物。
「魍魎」は山川や木石などの自然物の精気から生じるとされる化け物のこと。
( ? )魍魎
03 じくろ せんり 舳艫 船の船尾に次の船の船首がくっつくような間隔で、どこまでも連なっていること。
または、そのように船団が進む様子。
「舳」は船首、「艫」は船尾、「千里」は距離が非常に長いこと。
( ? )千里
04 どば じゅうが 駑馬 才能がない人でも、努力をすれば才能のある人に並ぶことができるということのたとえ。
「駑馬」は、足の遅い馬のこと。
「駕」は、馬に車をつけて走ること。
足の速い馬は一日で千里もの距離を走るが、足の遅い馬でも十日間休まず走り続ければこれに追いつけるという意味から。
( ? )十駕
05 へいしょく やゆう 秉燭 人生は短いので、夜遅くまで遊んで楽しもうという意味。
「秉燭」は手に灯りを持つこと。
( ? )夜遊
06 いっこ けいせい 傾城 絶世の美女のこと。
「一顧」はちらりと一度振り返ること。
「傾城」は城が傾くこと。
美女が一度ちらりとみるだけで町中の男たちが夢中になり、君主までもがそれに溺れ政治を投げ出してしまうということから。
一顧( ? )
07 かっか そうよう 掻痒
掻癢
望みどおりにならないことに苛立ちを覚えること。
または、物事の重要な部分に触れることができずに、もどかしいこと。
履いている靴の上から、足のかゆいところをかくという意味から。
「靴(くつ)を隔(へだ)てて痒(かゆ)きを掻(か)く」とも読む。
隔靴( ? )
08 そうよう きび 驥尾 普通の人でも賢者の指示に従って行動すれば、功績をあげることが出来るということ。
「蒼蠅」は青ばえ。
「驥」は駿馬のことで、一日で千里もの距離を走ることが出来るとされるすぐれた馬のこと。
駿馬の尾に止まれば、青ばえも千里を移動することが出来るという意味から。
蒼蠅( ? )
09 せきあく よおう 余殃 積み重ねた悪事の報いの災いが子孫にまで及ぶこと。
「積悪」はたくさん悪いことをすること。
「余殃」は悪事の報いが本人だけでなく、その子孫にまで及ぶこと。
積悪( ? )
10 ぞうじ てんぱい 顛沛 忙しくて慌ただしい時。または、ごく短い時間のこと。
「造次」は慌ただしい時。とっさの場合。
「顛沛」はつまずいて転ぶことから、ごく短い時間のたとえ。
造次( ? )

 

 

 


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