01 | きゅうてい たいりょ | 九鼎 | 非常に珍しい物のこと。 または、重要な地位や名声などのたとえ。 「九鼎」は夏の禹王が中国の全土から献上させた、九つの鼎。 「大呂」は周王朝の大廟に供えた大きな鐘。 どちらも非常に価値のある珍しい物のたとえ。 |
( ? )大呂 | |||
02 | たいか こうろう | 大廈 | 大きくて高さのある建物のこと。 または、それらの建物が並び立っている様子。 「廈」は屋根のある大きな建物。 「楼」は二階建て以上の高さのある建物のこと。 高層ビル群や大きくて煌びやかな豪邸のこと。 |
( ? )高楼 | |||
03 | おくりょう らくげつ | 屋梁 | 友人を思う切ない心情のこと。 「屋梁」は屋根を支えるはり、または、屋根のこと。 「落月」は沈んでいく月のこと。 中国の詩人杜甫が江南に流された友人の李白を思い、「家の屋根に落ちかかる月に君の面影を見た」と詩を詠じたことから。 |
( ? )落月 | |||
04 | あゆ ついしょう | 阿諛 | 相手に気に入られるために、お世辞を言ったり相手の言うことに従ったりして機嫌を取ること。 「阿諛」は気に入られるために機嫌を取ること。 「追従」は逆らわず言うとおりに従うこと。 |
( ? )追従 | |||
05 | ひょうこ しゅうげつ | 氷壺 | 清く澄んだ心のこと。 「氷壺」は白い玉で出来ていて、中に氷が入っている壺。 「秋月」は秋の月。 どちらも清らかで澄んでいる様子を言い表す言葉。 |
( ? )秋月 | |||
06 | ゆうき りんりん | 凜凜 凛凛 |
失敗や危険を恐れず気力に溢れていて、勇ましい様子。 「凜凜」は勢いが盛んな様子。 |
勇気( ? ) | |||
07 | ひっさく ほうへん | 褒貶 | 公正で厳しく批評する春秋筆法を評する言葉。 「筆削」は必要な言葉を書き足したり、不必要な言葉を削ったりすること。 「褒貶」はよいところは褒め、悪いところは貶すこと。 |
筆削( ? ) | |||
08 | おうあ ちょうたつ | 嘲哳 | 洗練されていない、調子の狂った乱雑な音のこと。 また、小さな子どもたちが、やかましく騒ぎ立てている声のこと。 |
嘔啞( ? ) | |||
09 | せっし やくわん | 扼腕 搤腕 |
激しく怒って、悔しがる様子のこと。 「切歯」は歯ぎしりをすることや歯を食いしばること。 「扼腕」は自身の片方の腕をもう片方の手で握り締めること。 |
切歯( ? ) | |||
10 | さいそう しんすい | 薪水 | 家事仕事のこと。 「洒掃」は掃除のこと。「薪水」は炊事のこと。 水をまいて箒で掃き掃除をして、薪を集め、水を汲んで炊事をするという意味から。 |
洒掃( ? ) |