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漢字検定1級過去問 平成22年度【第2回】 四字熟語

01 はら てっけつ 爬羅 世に知られていない人材を探し出して用いること。
または、人が秘密にしていることや、弱点を暴くこと。
「爬」は爪などでほじくって集めること。
「羅」は網などで取りを捕まえること。
「剔」は削り取ること。「抉」は抉り取ること。
( ? )剔抉
02 らんう じゅっすう 濫竽 実際は能力のない者が、いかにも才能があるかのように振る舞い、分ぶん不相応の地位に居座って能力以上の待遇を受けること。
「濫」はみだりに、でまかせにの意。「竽」は笛のこと。「濫竽」は無茶苦茶に笛を吹くこと。「充数」は必要な数を満たす意。
( ? )充数
03 しっぷう もくう 櫛風 様々な苦労をすることのたとえ。
「櫛風」は、風が髪がくしけずること。
「沐雨」は、雨が体を洗うこと。
雨や風にさらされながら苦労して働くという意味から。
( ? )沐雨
04 よくい めいしゅ 薏苡 身に覚えのないことで疑いをかけられること。
「薏苡」は、ハトムギのこと。数珠玉に似た白い種子の穀物。薬用・食用とされる。
「明珠」は、宝石のこと。
( ? )明珠
05 いへん さんぜつ 韋編 同じ書物を何度も読むこと。学問に励むことのたとえ。
「韋編」は紙が出来る前の、木や竹の札をひもで綴った書籍のこと。
「三絶」は何度もひもが切れること。
( ? )三絶
06 こうふう せいげつ 霽月 心に不信や不満がなく、さっぱりと澄み切っていることのたとえ。「光風」は太陽の光の中を吹き抜ける爽やかな風のこと。「霽月」は雨上がりの澄んだ空に浮かぶ月のこと。
光風( ? )
07 しゃさい とりょう 斗量 量や数が多すぎて全てを量ることができないこと。
車に載せて、ますで量るほど多いという意味から。
車載( ? )
08 いきん しょうけい 尚絅 才能や徳を見せ付けないように隠すこと。
「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物、「尚」は上に重ねること、「絅」は薄いうちかけのこと。
錦を見せ付けないように上から重ね着するという意味で、才能や徳などを誇示することへの戒め。
衣錦( ? )
09 うこ さべん 左眄 右を見たり左を見たりして周りの様子を窺うだけで、すぐに結論を出すことができないこと。
または周りが気になって、決断力が鈍ってしまうこと。
「顧」と「眄」はどちらも周りを窺うこと。
右顧( ? )
10 はんぶん じょくれい 縟礼 形式や規則、礼儀、手続きが複雑で面倒くさいこと。
「縟礼」は複雑で分かりづらい礼儀や作法のこと。
繁文( ? )

 

 

 


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