01 | かいろう どうけつ | 偕老 | 夫婦の仲がいつまでも良好であること。 「偕老」は夫婦が一緒に年老いていくこと。 「同穴」は同じ墓に入ること。 |
( ? )同穴 | |||
02 | えんぶ しゅうぶん | 偃武 | 世が平和で穏やかなこと。 「偃武」は戦を止めて武具を片付けること。 「修文」は学問を修めること。 |
( ? )修文 | |||
03 | せいせつ ふしょく | 井渫 | すぐれた才能をもつ人物が登用されずにいることのたとえ。 「井渫」の「渫」は水の底にあるごみを取り除くという意味から、「井渫」はきれいな井戸水のこと。 「不食」は飲むためには用いないこと。 ごみなどのないきれいな井戸水があるのに、飲むための水として用いないという意味から。 |
( ? )不食 | |||
04 | きし せんめい | 旗幟 | 自分の主義や持論、立場がはっきりとしていること。 「旗幟」は旗とのぼりという意味から、主義や持論などのたとえ。 「鮮明」ははっきりと区別できること。 |
( ? )鮮明 | |||
05 | めいき るこつ | 銘肌 | 心にしっかりと刻み込み、決して忘れることがないこと。 「銘肌」は皮膚に刻み込むこと。 「鏤骨」は骨に刻み込むこと。 肌・骨に刻み込むように、しっかりと記憶して忘れることがないという意味。 |
( ? )鏤骨 | |||
06 | はちめん れいろう | 玲瓏 | どの方向からみても曇りの一つもなく透き通っていること。 または、心に不信や疑念などがなく、すっきりと澄んでいること。 または、人付き合いがうまく、誰とでも円満に付き合えること。 「八面」はありとあらゆる方面のこと。 「玲瓏」は宝石のように曇りなく透き通っていて美しい様子や、美しく鮮やかに輝く様子。 |
八面( ? ) | |||
07 | しゅんぷう たいとう | 駘蕩 | 特に目立ったこともなく、平和で穏やかな様子。 または、穏やかでのんびりとした性格や態度のこと。 「春風」は春の穏やかな風。 「駘蕩」はのんびりと落ち着いている様子。 |
春風( ? ) | |||
08 | ひはつ えいかん | 纓冠 | 尋常でなく急ぎ慌てること。 「被髪」は束ねずに乱れた髪の毛。 「纓冠」は冠の紐を結ぶこと。 乱れた髪を整えずにそのまま冠の紐を結ぶという意味。 |
被髪( ? ) | |||
09 | しょうい かんしょく | 旰食 | 夜がまだ明けきらぬうちに起きて衣服を着け、夜遅く食事をとること。天子が政治に精励することをいう。 略して「宵旰しょうかん」とも言う。 |
宵衣( ? ) | |||
10 | けんま こくげき | 肩摩 | 人や馬車などの行き来が多くて込み合っている様子。 都会の雑踏の様子をいう。 「肩摩」は肩と肩がこすれること。 「轂撃」は車のこしき同士がぶつかること。 人の肩が擦れあい、車のこしきがぶつかりあうほどに密集している様子から。 |
( ? )轂撃 | |||