01 | わいし かんぎ | 矮子 | 自分にはよくわからないことであっても、すぐに周りの意見に合わせることのたとえ。 「矮子」は背の低い人のこと、「看戯」は観劇のこと。 背が低くて舞台が見えないのに、周りの人の批評を聞いて賛同するという意味から。 |
( ? )看戯 | |||
02 | ちゅうびゅう みう | 綢繆 | しっかりと準備をして、災害が起こる前に防ぐこと。 「綢繆」は穴をふさぐこと。 鳥は雨が降る前に、巣の穴をふさいだりして巣の修理をするという意味から。 |
( ? )未雨 | |||
03 | しちし はちぜつ | 七嘴 七觜 |
七つの嘴(くちばし)と八つの舌という意味で、たくさんの意見が色々なところから出ること。 または、多くの人々が喋っている様子。 |
( ? )八舌 | |||
04 | さいそう おうたい | 灑掃 洒掃 |
日常生活での家事や作法のこと。 「灑掃」は水をまいたり洗うなどの水を使った掃除とほうきで掃くこと。 「応対」は人に接して受け答えすること。 |
( ? )応対 | |||
05 | たんせき らてい | 袒裼 | 衣服を脱ぎはだかになること。転じて、はなはだ無礼な振る舞いのこと。 「袒裼」は肌脱ぎになる意。 「裸裎」は身をあらわにする、はだかになる意。 |
( ? )裸裎 | |||
06 | ぞうじ てんぱい | 顛沛 | 忙しくて慌ただしい時。または、ごく短い時間のこと。 「造次」は慌ただしい時。とっさの場合。 「顛沛」はつまずいて転ぶことから、ごく短い時間のたとえ。 |
造次( ? ) | |||
07 | けっか ふざ | 趺坐 | 仏教で修行の時に行われる座り方。 「跏」は足の裏、「趺」は足の甲。 主に禅宗の座禅を行う時の座法で、左の股の付け根に右の足の甲を、右の股の付け根に左の足の甲を付けて、足の裏が上に向くように組む座法。 |
結跏( ? ) | |||
08 | えんけい きょしょう | 挙踵 | 強く待ち焦がれること。 または、すぐれた才能を持つ人物が現れるのを心待ちにすること。 |
延頸( ? ) | |||
09 | かんり とうえき | 倒易 | 地位や立場などの順位が逆になっていること。 価値や秩序が乱れていることをいう。 「冠履」はかんむりと靴。「倒易」は入れ替わること。 かんむりと靴が入れ替わるという意味から。 |
冠履( ? ) | |||
10 | ささい さいじ | 細膩 | 情や心遣いが隅々まで行き届いていること。 「瑣砕」は細かく砕くということから、心を細かく砕くという意味。 「細膩」はきめ細かくなめらかなこと。または、丁寧で行き届いていること。 |
瑣砕( ? ) |