01 |
漢籍に雕題を付ける |
ちょうだい |
①ひたいにいれずみをする。もと、南方の民族の風習の一つ。 ②書物の上部の空欄にほどこす解釈。 |
02 |
泛泛として心が定まらない |
はんぱん |
うかび漂うさま。 一面におおいかぶさるさま。うきうきと落ち着きのないさま。 |
03 |
やっとの思いで錠剤を咽下した |
えんか
えんげ
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のみくだすこと。 口腔内の食塊を胃に送り込む過程をいう。 |
04 |
その年の干支は癸亥である |
きがい |
十干と十二支とを組み合わせたものの第六〇番目。みずのとい。 |
05 |
筐筥などの竹細工を販売する |
きょうきょ |
竹で編んだ四角いかごと丸いかご。 |
06 |
蝉の声が耳朶を穿った |
じだ |
①みみたぶ。 ②みみ。「―に残る」 |
07 |
惨状を前に喟然として嘆息する |
きぜん |
ためいきをついて嘆くさま。 |
08 |
旧弊を擺脱して組織の再編を図る |
はいだつ |
束縛・習慣などを抜け出すこと。それらを除き去ること。 除き去ること。ぬけ出すこと。 |
09 |
睚眦の恨みが両者の決別を招いた |
がいさい |
(「睚」はにらむ、「眥」はまなじりの意) 憎そうに人を見る目つき。 |
10 |
みずから耕耘刈穫のことを課して人人をはげます |
がいかく |
穀物をかりとる。 |
11 |
舜は甄陶せず |
けんとう |
①土をこねて陶器をつくる。転じて、天地が万物を作る。 ②君主が人民を教え導く。 |
12 |
簪笏を百齢に舎つ |
しんこつ |
冠をとめるかんざしと、手にもつしゃく。 ともに礼装の用具であることから、礼服。また、礼服をつけた官吏。官吏に任官すること。 |
13 |
君能く過ちを補わば袞廃れざらん |
こん |
①天子や上公(三公)が着る礼服。竜のぬいとり模様がある。 ②三公のこと。昔、天子から袞服を賜ったことから。 |
14 |
牖中日を窺う |
ゆうちゅう |
視野の狭いたとえ。知識や見識の浅薄なことのたとえ。 窓から太陽をうかがい見る意から。 |
15 |
専ら柔和の画を備え、瞋恚の相を現すことなかれ |
しんに
しんい
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自分の心に逆らうものをいかりうらむこと。怒り。 瞋恚の炎…ほのおの燃えたつような、激しい怒り・恨み、また憎しみ。 |