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漢字検定1級過去問 平成13(2001)年度【第1回】 訓読み

16 鉋屑へ火が付いたように喋る かんなくず
17 幼帝をがり擁る むら
18 暖炉にをくべる

ほだ

ほた

19 頭領としてのえがある わきま
20 楓の若葉が鶸色に萌える ひわいろ
21 毬栗も内側から割れる いがぐり
22 汗いでて背を うるお
23 各々修業をらにせよ もっぱ
24 れば影さす そし
25 垤に躓けども、山に躓くこと莫し みな
26 筆の大きさのごとし たるき
27 細行をまずんば終に大徳を累せん つつし
28 脂に画き氷にむるがごとし ちりば
29 謀 事に先だてば則ち さか
30 ゆかしさよ花咲く雨の中 しきみ

 

 

 

漢字検定1級過去問 平成13(2001)年度【第1回】 音読み

01 に収めた影印本を繙く ちつ
書冊の損傷を防ぐために包むおおい。
多く厚紙に布を貼ってつくる。
02 徐に摺扇を開き、うちあおいだ しょうせん
「摺畳扇(しょうじょうせん)」の略。
折りたたみ式の扇のこと。扇子。
03 羅紗に繻子の裏地をつける しゅす
繻子織の織物。滑らかで光沢がある。
04 石畳に戛然と馬蹄が響き渡る かつぜん
堅い物が触れて高く鋭い音を立てるさま。
また、鶴の鳴き声の形容。
05 門前の偃蹇たる松の枝が見事だ えんけん
建物などががっちりしているさま。
高くはねあがるさま。おごりたかぶるさま。
06 祖父は徳川家麾下の士であった きか
①将軍直属の家来。旗下。
②ある人の指揮の下にあること。また、そのもの。部下。幕下。
07 一瓢を携えて白髥の老人が現れた はくぜん
白いほおひげ。
08 太宰府への下向は官位褫奪に等しい ちだつ
①衣服をはぎとること。
②官職をとりあげること。
09 枳棘は鸞鳳の棲む所に非ず ききょく
①からたちと、いばら。ともに、とげのある木。
②人の邪魔をするもの。
10 黄禾、羸馬を起たしむ るいば
やせ衰えた馬。羸駑(るいど)。
11 小人の交わりは甘きことのごとし れい
あま酒。
12 爵禄なる者は人臣の轡銜なり ひかん
たづなと、くつわ。
制御するもののたとえにも用いる。
13 威 厳にして咫尺する能わず しせき
距離が非常に近いこと。
14 朕 甚だ愍焉たり びんえん
ふびんに思う。
15 境内闃然として人無きがごとし げきぜん
静かでさみしいさま。寂然。

 

 

 

漢字検定1級過去問 平成13(2001)年度【第2回】 訓読み

16 汽笛が朝靄を

つんざ

17 嘴太鴉の駆除が計画された はしぶとがらす
18 幕をげて場内を一瞥した かか
19 道はかに人一人が通れるほどである わず
20 みにこれが為に巨鍾を撞く こころ
21 堂にぶ燕雀 後災を知らず よろこ
22 好きには身を やつ
23 洪水 天にって禹の績あり はびこ
24 大車も無ければ進まず くびき
25 きに陟るに必ず邇きよりす とお
26 我をえて田家に至らしむ むか
27 に厥の中を執る まこと
28 道行われず、に乗じて海に浮かばん いかだ
29 民のいまだらざるを哀れむ
30 南山の寿の如く、けず崩れず

 

 

 

漢字検定1級過去問 平成13(2001)年度【第2回】 音読み

01 城外には頽檐矮屋のみが残っていた たいえん
くずれたの軒。あばらや。
02 巾幗の身ながら勇猛に闘った きんかく
女性の頭の飾り、または、喪中にかぶる頭巾。
転じて、女性。
03 母は痊癒に赴いたが衰弱が甚だしい せんゆ
病気やけががすっかり良くなること。
04 仏像の瓔珞が燭光に煌めく ようらく
①インドの貴族男女が珠玉や貴金属に糸を通して作った装身具。
②仏像の天蓋、また建築物の破風などに付ける垂れ飾り。
05 古寺の高甍が夕靄に映える こうぼう
高い屋根。高いいらか。
06 泥酔し蹣跚として跣歩する

まんさん

はんさん

足もとがよろめいて、ひょろひょろと歩くさま。
07 薪を集め炊爨の準備にとりかかる すいさん
飯をたくこと。にたき。さんすい。
「爨」は、かしぐ意。
08 硯箱に繊細な象嵌を施す

ぞうがん

ぞうかん

①布または紙などに、模様を金泥・色紙などで細くふちどったもの。
②金属・木材・陶磁器などの素地に模様を刻んで、他の材料、特に金・銀・赤銅などをはめ込む技法。
09 塔が兀然と聳えている

こつぜん

ごつぜん

①高くて上が平らなさま。②動かぬさま。
③あやういさま。心もとないさま。④無知なさま。
10 道真は讒言により貶謫の身となった へんたく
官位をさげて遠方の地へ流刑にする。
11 無辜の民が擾乱の廉で縲絏にかかる るいせつ
縄目にかかること。縛られて獄に入ること。
「縲」は黒縄、「絏」「紲」はつなぐ意。
12 弊袴すら左右に以て賜わずして之を蔵す へいこ
やぶれた、はかま。
13 露簟清瑩として夜を迎えて滑らかなり ろてん
露の降りたたかむしろ。
14 精を得てを忘る
あらいこと。大まかなこと。
15 飛鳥も故郷を過ぐるや、猶躑躅徘徊す てきちょく
①足ぶみすること。ためらうこと。ちゅうちょ。
ツツジの漢名。

 

 

 

漢字検定1級過去問 平成13(2001)年度【第3回】 訓読み

16 人をするにも程がある なみ
17 かに隣国に入り込んだ ひそ
18 兄嫁とらぎ暮らした やわ
19 岩肌をりハーケンを打ち込む さぐ
20 揣摩臆測をしくする たくま
21 輻が轂にまる あつ
22 搦手から説得した からめて
23 茹でたを酢味噌で和える もやし
24 ち得たり青楼薄倖の名
25 腕をきて大海に対す

こまね

こまぬ

26 貧乏にしてうこと無く、富みて驕ること無し へつら
27 月に一鶏をみて以て来年を待つ ぬす
28 不虞に備えずんば、以てすべからず いくさ
29 片言 獄を さだ
30 鷲の巣の の枯枝に 日は入りぬ くす

 

 

 

漢字検定1級過去問 平成13(2001)年度【第3回】 音読み

01 漢籍雕題を付ける ちょうだい
①ひたいにいれずみをする。もと、南方の民族の風習の一つ。
②書物の上部の空欄にほどこす解釈。
02 泛泛として心が定まらない はんぱん
うかび漂うさま。
一面におおいかぶさるさま。うきうきと落ち着きのないさま。
03 やっとの思いで錠剤を咽下した

えんか

えんげ

のみくだすこと。
口腔内の食塊を胃に送り込む過程をいう。
04 その年の干支は癸亥である きがい
十干と十二支とを組み合わせたものの第六〇番目。みずのとい。
05 筐筥などの竹細工を販売する きょうきょ
竹で編んだ四角いかごと丸いかご。
06 蝉の声が耳朶穿った じだ
①みみたぶ。
②みみ。「―に残る」
07 惨状を前に喟然として嘆息する きぜん
ためいきをついて嘆くさま。
08 旧弊を擺脱して組織の再編を図る はいだつ
束縛・習慣などを抜け出すこと。それらを除き去ること。
除き去ること。ぬけ出すこと。
09 睚眦の恨みが両者の決別を招いた がいさい
(「睚」はにらむ、「眥」はまなじりの意)
憎そうに人を見る目つき。
10 みずから耕耘刈穫のことを課して人人をはげます がいかく
穀物をかりとる。
11 舜は甄陶せず けんとう
①土をこねて陶器をつくる。転じて、天地が万物を作る。
②君主が人民を教え導く。
12 簪笏を百齢に舎つ しんこつ
冠をとめるかんざしと、手にもつしゃく。
ともに礼装の用具であることから、礼服。また、礼服をつけた官吏。官吏に任官すること。
13 君能く過ちを補わば廃れざらん こん
①天子や上公(三公)が着る礼服。竜のぬいとり模様がある。
②三公のこと。昔、天子から袞服を賜ったことから。
14 牖中日を窺う ゆうちゅう
視野の狭いたとえ。知識や見識の浅薄なことのたとえ。
窓から太陽をうかがい見る意から。
15 専ら柔和の画を備え、瞋恚の相を現すことなかれ

しんに

しんい

自分の心に逆らうものをいかりうらむこと。怒り。
瞋恚の炎…ほのおの燃えたつような、激しい怒り・恨み、また憎しみ。

 

 

 

漢字検定1級過去問 平成14(2002)年度【第1回】 訓読み

16 風はらかで浪は静かだ やす
17 椴松で出来た大机を据える とどまつ
18 年寄りの言うことと牛のは外れたことがない しりがい
19 啄木鳥の子は卵から うなず
20 深くめる雨の奥に松が見える
21 薫風が湖上のを砕いた さざなみ
22 郷里から笹粽が送られてきた ささちまき
23 夕暮れの長い畷道は淋しさを誘う なわてみち
24 誰に聞かせてもかに詩趣を帯びている ゆた
25 澄む月や 髭をたてたる きりぎりす
26 楚のきは、それ我を誘うなり よわ
27 子孫世に伝え、福禄りなし かぎ
28 良驥の足をし責む ほだ
29 目を遊ばし懐いをする所以なり
30 君子の才華は、玉め玉蔵すが如くすべし おさ

 

 

 


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